外山健太郎

元コンピューター科学者

18年間最先端コンピューター技術研究を行ったきた外山は、大きく方向転換しています。彼はテクノロジーに関する「スケールの誤解」に気がつき、その誤解に釣られては現代のグローバル問題は解けないと信じています。米国レドモンド、ワシントン、英国ケンブリッジにあるマイクロソフト・リサーチで7年間に渡り、コンピューター・ビジョン、マルチメディア、地理情報システムに携わりました。2002年には長期有給休暇を取りガーナのAshesi大学で数学を教えています。その後、マイクロソフト・リサーチ・インドの副所長となり、研究所の構築指導を行いました。同時に立上げた開発途上国向けのテクノロジー研究グループは、世界の貧困層が社会経済的な発展を遂げるためのテクノロジーの利用法を考案しています。今はカリフォルニア大学バークレー校の情報学部で国際人間開発に関する書籍の研究を行うため、昨年12月にマイクロソフト社を退社しました。イェール大学博士号。

外山健太郎についてもっと知る:

The Myth of Scale

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