鈴木エドワード 2012

建築家

鈴木エドワードは、フルブライト奨学金でハーバード大学に通いながら、優れた未来派の建築家であるバックミンスター・フラーと一緒に仕事をしました。おそらくそれが理由で、彼は自称「生命研究家」、つまり原子・環境・哲学・形而上学の構造を真剣に考える人だと公言しているのでしょう。エドワードの大胆でありながら有機的な設計は、東洋と西洋の影響を受けて描かれており、遠くはケニアや中国の様式を具体化してきています。また、『EDDi-Pod』という、緊急時に一日で組み立てることができるような住居空間も考案しました。彼の作品は、日米で10以上の著名な賞を受賞しており、最近では、自ら設計した『下鴨の家』で、シカゴ・アテネウム・建築とデザインミュージアム「2011グリーングッドデザイン賞」を受賞しました。現在は、2014年に開館予定のインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢の設計を現実の形にするプロジェクトに着手しています。

An Architect's Exploration of Atomic Structure

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