TEDxTokyo 2013 スピーカー:エンターテイメントの「E」

次に紹介するのは今週土曜のTEDxTokyoに登場するエンターテイメント分野のスピーカーたちです。音楽に始まり、ダンス、映画、マジックと多岐にわたる刺激的なスピーカーとパフォーマーたちが、その才能と洞察力でイベントを満たしてくれるでしょう。

Rene Duignanルネ・ダイグナン 経済学者、インディペンデント映画製作者

ルネ・ダイグナンを経済学者から映画製作者へと転進させたものはある友人の自殺でした。ドキュメンタリー『自殺者1万人を救う戦い』を作り上げ、国際映画賞を受賞しました。自殺問題の原因と防止策両方の意識性を高める作品であり、日本の国会でも視聴されるまでに至りました。彼が強調したいのはこのドキュメンタリーが極端にネガティブなわけではないということ、そしてこの映画が自殺防止の議論への推進力となれれば、と願っているということです。最新のニュースはこちら(英語)。
Twitter: @Saving10000

Kotaro Fujiyama藤山 晃太郎 手妻師

手妻の大家である藤山新太郎の息子として、藤山 晃太郎は江戸の古典マジック「手妻」の世界で独特の立ち位置を作り出しました。2010年から4年連続で公益社団法人日本奇術協会「ベストマジシャン」を受賞。演技、演奏、衣裳、ストーリーが見事に一体化した日本独特のマジックであるそれを国内に留めず、ハリウッドの殿堂「マジックキャッスル」など海外でもそのユニークな技芸を披露しています。
Twitter: @tezumashi

HandsignHANDSIGN – 歌、ダンス、手話

2005年に結成されたHANDSIGNは、パフォーマンスに手話を取り入れた5人組。ニューヨークのアポロシアターでは2度のアマチュアナイト優勝を果たし公認パフォーマーとなりました。2013年にブルガリアのソフィアで開催されるデフリンピック(ろう者のオリンピック)日本代表の応援歌を制作して選手を激励し、国内でデフリンピックの認知度を上げるべく精力的に活動しています。
Twitter: @HAND_SIGN

Makoto Kuriyaクリヤ・マコト ジャズピアニスト

アメリカで学び、ヨーロッパ、エジプト、オーストラリアをツアーしたクリヤ・マコトは世界のピアニストと呼んでも過言ではないでしょう。ジャズ講師と音楽家の両方で、ウェストバージニアでの経験が彼の音楽性や作曲に多大な影響を与えています。日本最大のジャズフェスティバル「東京JAZZ」ではハービー・ハンコックとの共演も果たし、今後も世界中でジャズ、ポップ、クラシック音楽を作り続けることでしょう。最新ニュースはこちら(英語)。

Shizuka Yabuuchi藪内 静香 新体操パフォーマー

藪内 静香は新体操、ダンス、音楽をひとつの洗練されたパフォーマンスへと融合させます。高校生時代に新体操で全国大会2位などの実積を残し、
近年はコンサートやのステージでもリードダンサーとして活躍。ダンス業界のみならず、自身のルーツである新体操演技会にもエキシビション枠で出演を続けています。 2012年には日本最大級のダンスイベント「ワールドワイド」でオーディエンス賞を受賞しました。
Twitter: @SHIZUKAQueen

彼らユニークなアーティスト達はすでに世界で認められていますが、今回 TEDxTokyo 2013でさらに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることでしょう。

2013年5月11日のイベントのスピーカーラインアップをご覧ください!最後の紹介となる次回はTEDxTokyoデザイン分野のスピーカーに焦点を当ててご紹介します。