松村 宗亮

茶道家、SHUHALLY庵主

日本では見えないことが、世界に出てふと見えてくることもある。ヨーロッパ放浪中に日本文化への無知を痛感した松村亮太郎は、帰国後すぐに茶道の世界に飛び込んだ。裏千家の茶道専門学校を卒業後、自らSHUHALLYプロジェクトを主宰。茶の湯をもっと自由に、もっと楽しくすることを目指して活動を始めた。千利休が残した茶道の基本を守りつつ、創意工夫を加えて独自のスタイルへと高めた活動は、国内外で高い評価を獲得。裏千家十六代家元坐忘斎に命名されたオリジナル茶室「文彩庵」がグッドデザイン賞を受賞するなど、伝統文化の既成概念を塗り替えている。

茶道家、SHUHALLY庵主

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