工藤 丈輝

舞踏家

衝動の根源は、永遠に満たされない人間存在。計画された理知ではなく、感情や官能と呼ばれる人間本来の力が手がかりとなる。慶應義塾大学仏文科在学中より演劇、ダンス、日舞などを学んだ工藤丈輝さんは、1989年に舞踏と運命の出会いを果たした。先駆者である玉野黄市さん、和栗由紀夫さんらの作品に出演し、1992年よりソロ活動を開始。山海塾への参加を経て、1997年には自らの集団「東京戯園館」を設立した。‪ジャン=ルイ・バロー‬、‪ヴァーツラフ・ニジンスキー‬、三島由紀夫らの思想に共鳴。舞踏家の命である「火」を内に秘め、さまざまな分野のアーティストやカンパニーと関わりながら、ソロを中心に世界各所で公演を続けている。

A Vessel of Ruins

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