和楽器奏者
「音楽に国境はない、しかし国籍はある」という思いから、井上公平は和楽器の可能性を追求し、世界に向けて発信している。和太鼓、三味線、篠笛を奏でる双子ユニット「AUN(あうん)」で精力的な活動をおこないながら、2009年には邦楽界の若手ミュージシャンを集めたプロジェクト「AUN J クラシック・オーケストラ」を結成。よりポピュラーに、シンプルに、格好よく和楽器の魅力をアピールするため、国内外で演奏活動をおこなっている。伝統的な和楽器の音色を現代人の感性と融合させ、日本から世界へと新しい音楽史を紡ぐフロントランナーだ。